銀座の十一月画廊で行われている今関舞香さんの展覧会「ゆめいじり」を見ました。
万華鏡と石膏のレリーフと無数の小ドローイングが展示されていました。
ドローイングはモデルの裸体を筆ですばやくデッサンしたようでした。レリーフは子供の下半身や乳房を思わせる部分が平面から飛び出しているものでした。
そして万華鏡は、手のひらサイズの小さなものから銅板で作られた大きなものまでありました。最大のものは、ちょっと漫画的に太った人体がお尻を突き出している形でした。台座に固定されているので転倒したりしません。鑑賞者は尻の穴から眺めて頭部にセットされた万華鏡の部分を回転させることになります。液体(グリセリン)に材料が収められており、回転させて止めるとしばらく慣性で動くので視覚的に面白いです。
作家さんと話をしたのですが、まだ大学院生なので制作は大学で行っており、注文を受けたとしても夏休み期間中は大学が休みのため制作できないとのことでした。
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