北代省三（回転する面）と山口勝弘（ヴィトリーヌ）の作品が多かったですが、大辻清司の写真や駒井哲郎の版画もありました。
意外だったのは武満徹の「二つのレント」の楽譜が展示されていたことです。作曲家自身は楽譜を消失していたはずなのですが。上野学園大学蔵とのことですが、黒ペンできれいに清書された楽譜でした。欄外に万年筆の青インクで「For Miss Hideko Fukushima Feb.13th 1951 Toru Takemitsu」の文字がありました。
福島秀子を被写体とした、大辻清司の写真（芸術家の肖像）や北代省三の写真を観ていると、東京都現代美術館での福島秀子特集（2012年）が思い出されるのでした。そのときは円形のスタンプの青の色が印象的でしたが、今回そのような作品はありませんでした。
会期： 2013年11月23日（土）－2014年1月26日（日）
開館時間： 10：00－18：00（最終入場は17：30）
休館日： 毎週月曜日
＊祝・休日と重なった場合は開館、翌日休館
年末年始12月29日～1月3日
会場： 世田谷美術館 1階展示室