東京国立近代美術館の常設展に行きました。
楢橋朝子さんの写真は海面すれすれにカメラを置いて、遠くに見える地上の景色と水中とで画面を構成していました。個人的には子供の頃、潮干狩りでアサリを取っているとき見た景色を思い出しました。それは浜名湖だったのですが、海とつながっているので塩水湖で、太平洋の波が直接来るわけではないですが気分的には海と同じであり、その頃の記憶がよみがえりました。にぎやかで大勢の海水浴客がいる光景から、ちょっと海に潜るだけで静けさが周りを包むのでした。
常設展にもゲルハルト・リヒターの抽象画がありました。特別展(ハードコア)のリヒター作品と似ていたので一瞬何事かと思いましたが、東京国立近代美術館も海外の作品を購入しているのでした。個人的にはヤゲオ財団のリヒター作品の方が好きです。